傭兵と小説家
作者:南海 遊
URL:https://ncode.syosetu.com/n7912cc/
リンク
あらすじ
「お前はアレだな、俺の想像以上に嫌な奴だな」
「貧弱な想像力が基準では説得力に欠ける意見だ」
蒸気機関の煙が街を覆う正暦1873年。勤め先を失った一人の傭兵に、とある小説家から依頼が舞い込む。
それは『地図に載らない山』への取材の護衛だった。
背に腹は代えられない傭兵と、それを消去法で選ぶしかなかった小説家。
罵り合いの絶えない二人の旅は、やがて国家を巻き込む謀略へと巻き込まれていく……
大陸横断鉄道が完成した高度成長の時代、しかし電気の灯りがまだ生まれていない薄暮の時代。
そんな19世紀アメリカに『何故か』似た世界の物語。
コメント
なろう小説の中のとかネット小説の中とか、そんなくくり抜きでも名作だと思う。まじでネタバレとか見ずに読んで欲しい。作品の質が違う。主人公の出自とか敵の正体とか世界観とか凄すぎる。興奮も感動も含め全てが詰まったSFファンタジー作品。
書籍版の厚みと値段は頭のおかしなレベル。お得なんてレベルじゃないわ。色んな人に読んでもらいたい