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ゲーム、漫画、なろう小説の紹介ブログ

実際に読んで面白かったオススメの『なろう小説』【厳選25作品】

2019年にまとめた面白いなろう作品集です。

俺が読んでみて面白いと思ったものを独断と偏見でまとめました。

下記の最新記事もよろしくお願いします。

最新記事

2020年上半期にまとめた面白いなろう小説たちです。

【なろう小説】2020年 読んで欲しい!オススメ・面白いネット小説【更新あり・書籍化作品】

【なろう小説】2020年 読んで欲しい!オススメ・面白いネット小説【更新あり・書籍化作品】part2

リビルドワールド

作者:非公開

あらすじ

 命賭けで足を踏み入れた旧世界の遺跡で、少年は全裸でたたずむ奇妙な美女と出会った。

 スラム街から這い上がるためにハンターとなった少年の名はアキラ。アキラにしか見えない非現実的な美貌と、誰にも触れられない魅惑的な肉体を持つ、得体の知れない美女の名はアルファ。

 アルファは真意など欠片も見せない微笑みでアキラに依頼を持ちかけて、アキラはハンターとして成り上がるためにその依頼を引き受けた。

 2人の契約が成立したその時から、アキラとアルファの数奇なハンター稼業が始まった。

 科学文明崩壊後再構築世界

 少年ハンターと奇妙な美女の東部ハンター稼業録

主人公アキラとアルファと呼ばれる電子体のヒロインが出会ったことから始まるハンターストーリーですが、この作品はガチで面白いです。 なろう小説の中ではレベルが一つ二つ違うぐらいクオリティが高いと僕は思います。 ただこの作品は改行が無いので、初めて読むときは読むのを辞めてしまうかもしれないです。 だけど、そんなことしたら勿体ないです!!

実際、このリビルドワールドを読んでしまえば、改行がないことなんて気にしなくなります。

何故なら、文章の読みやすさ、主人公の成長、ストーリーの面白さ・ワクワクする世界観など全て最高レベルの作品だからです。

ハンターであるアキラや他のハンターたちのメイン武器は銃であり、魔法などのファンタジーは殆どなし。 基本的に超発展した技術により回復薬や高性能な武器・強化服などがあり、ハンターランクが上がっていくごとにそれらの道具が更新され主人公が強くなっていきます。 主人公が強くなっていくごとにモンスターや敵対するハンターたちも強くなるので、どんどん迫力満点な戦闘になっていきます。

主人公がモンスターと戦うシーンも最高ですが、敵対したハンターや組織と戦うところはハラハラドキドキです。 特に強敵と戦う場面では、主人公は一時的に最強に近い装備を手に入れます。

それがヒロインであるアルファです。 アルファは旧世界の高度な技術で生まれた何かであり未だ謎に包まれた存在であるんですが、アルファの演算能力から戦闘における最適な動きを主人公が着ている強化服を操作して強制的に動かします。 アルファが強制的に動かしているので、主人公の身体はボロボロになっちゃうんですが、そうしないと勝てない危機がたくさんあるんですよねw

未熟な主人公と超高性能なヒロインのペアが最高に面白いです。

ただし最高の相棒であるアルファが、敵になってしまう可能性もあるので、これからも目が離せない作品です。

盤上のピーセス

作者:悠々楽々

あらすじ

魔物の領域とやらで拾われた記憶喪失の少年、テルスは――ぼっちだった。

孤児院の子供達とも馴染めずに、一人木に登る日々。そんなある日、テルスは魔物を倒せばお金が手に入ることを知る。だが、それは普通の子供にはできないこと……のはずだった。

記憶を失くしても残っているものはある。これはこの世界の常識からちょっと外れた少年の物語。

主人公テルスがピーセスと呼ばれる他の作品だと冒険者的なものになるお話です。 ピーセスと浄化師と呼ばれる者たちが、魔物が支配している領域の解放を目指す物語であり、衝撃の第1章から始まる盤上のピーセス。

第1章のメインで登場してくる人物たちは、サーカス団たちでありとても明るい作風です。 だから初めて読んだときは僕もサーカス団に入って成長するのかとワクワクしながら思っていたのですが、いきなり第1章の時点でラスボス的なものが出てくるんですよ。

第1章の主人公は無力な少年です。 それなのに勝てるわけがねーよ!です...

そうなんです。この作品の第1章は序章に過ぎなかったんです。

第2章からが本番です。 第2章からは王道中の王道です。 強敵を仲間たちと協力しながら倒し、主人公たちが成長していく物語は少年漫画を読んでいるような感覚に陥ります。 ライバル兼頼れる仲間や強い師匠、黒幕的な奴ら、ところどころ散りばめられている伏線がこの作品をすっごく面白くしています。 それにトランプワンと呼ばれる必殺技が格好いいから、技名叫びたくなりますよ?笑

成長していく主人公と喋れないヒロインのコンビがもう最高です。 主人公は約束を守るという自分の中にルールがあり、応援したくなる主人公です。 ヒロインは仲間として頼りになるし可愛いルナ。 ルナがめちゃくちゃ可愛いのに考え方は脳筋っていうのも面白いんですよねw

主人公やヒロインたちは強い部類入るにも関わらず、魔物たちは規格外な強さです。 今まで人類が勝ててないというのが理解できる理不尽な強さです。

どうやってそんな強敵に立ち向かっていくのかがこれからも気になって仕方がありませんw

人間不信の冒険者達が世界を救うようです

作者:富士伸太

あらすじ

【軽戦士ニック】はズボラな仲間のため金の管理や雑用をしていたが、 パーティーの金を盗んだという虚偽の疑いをかけられて追放され、 また恋人からも裏切られる。

落ちぶれたニックはヤケ酒を飲むため酒場に入り、 偶然相席となった3人の冒険者と、偶然同じ言葉を叫んだ。

「「「「人間なんて信用できるか!」」」」

話を聞けば、相席した【魔術師ティアーナ】、【竜戦士カラン】、 【神官ゼム】も、仲間や婚約者に裏切られた冒険者達だった。

意気投合した4人は「無理に相手を信用しなくて良い」、 「プライベートに干渉しない」という、アットホームとは程遠い ドライなパーティーを結成する。

だがその結果、ニック達は風通しの良い人間関係と遠慮なく 実力を発揮できる環境を手に入れ、破竹の勢いで迷宮を攻略していく。

ついには信頼で結ばれたパーティーだけが使えるという 伝説の聖剣【絆の剣】を手に入れてしまい……?

ある出来事から人間不信になってしまった4人がパーティを組んで冒険者として成り上がっていくストーリー。 主人公たちは「ハマれば強い」って言葉が似合う人たちです。 そんな人たちが助け合い信頼し始めてパーティが上手く機能し駆け上がっていく冒険譚は爽快感があります。

人間不信になるような過去を持つ4人がパーティを組み少しずつみんなの生活水準が上げっていくところにリアリティがあり、なおかつ自分の趣味には口を出さないというパーティ内のルールがあるところが面白いです。 他のパーティは打ち上げや飲み会があるのに、主人公達のパーティはそんなのはないですw

龍戦士のヒロインは1人飯を趣味にし、魔術師のヒロインは賭け事が好きなどキャラの特徴がこの作品の魅力であり面白いところの一つであると思います。

主人公であるニックはアイドルオタなところもファンタジー作品の中じゃ珍しい設定ですw 格好良さとギャグの塩梅がとても良いですよね。

この作品の1番良いところはパーティの仲間達が徐々に信頼し合う関係になっていくところです。

火力が足りない器用貧乏な主人公や戦いしか出来ない龍戦士、冒険者未経験の神官と魔術師のパーティ構成で一人一人の欠点をパーティ全員で補完し合いながら成長していくところにすごく引き込まれました。

そしてあるクエストにより必殺技を手に入れる主人公達ですが、それが『絆の剣』です。 『絆の剣』は仲間の絆によって力を倍増させる聖剣です。 信頼がなければただの剣であり、強さを発揮できないのです。

人間不信の集まりのパーティが絆を深め信頼し合い、この絆の剣を使うシーンはとてもアツいです。激アツです!!

絆の剣は剣の性能を上げるのではなく、絆を深めた仲間が合体して2人の力を倍増させる聖剣であるのも面白いです。

この人とこの人が融合すれば、

どんな風になるのだろう?

とか考えられてとても面白いですw それに聖剣は他にもあるみたいで、どんな剣が出てくるのか、ワクワクしながら読める作品です。

骸骨魔術師のプレイ日記

作者:毛熊

あらすじ

 全感覚没入型VRバイスが一般的に普及した未来。このデバイスはあらゆる分野で利用されており、それはゲーム業界でも同じである。人々はまるで異世界に迷いこんだか、あるいは近未来にタイムトラベルしたかのような経験が可能ということもあって、全世界であらゆるジャンルのVRゲームが飛ぶように売れていた。

 そんな好調なVRゲーム市場に、一本の新作タイトルが舞い降りる。その名は『Free Species World』。煽り文句は『あらゆる種族に成れるファンタジー』であった。人間にも、獣にも、はたまた魔物にも成れるのだという。人型以外の姿を取ることが可能なVRゲームは世界初であったので、βテストの抽選は数千倍、製品版の予約は開始一秒で売り切れ状態となっていた。

 これは後に社会現象を起こす程に大人気となったVRゲームで悪役ロールプレイに撤し、一つの大陸を支配して名を轟かせたとある社会人のプレイ日記である。

この作品は、異世界やどこか違う世界にいくそんなお話ではありません。 あくまでVRゲームです。 だからレベル上げや進化、クランの立ち上げなどがありオンラインゲームの実況プレイを見ているような面白さがあります。

世界観的にはオーバーロードのように魔物にもなれるオンラインゲームみたいで、この作品は魔物側が不人気で魔物のプレイヤーでもPKされたりと結構辛い仕様です。 街に入れなかったり、あるスキルを取らない限りコミュニケーション不可なのが辛いw

でも主人公は魔物を選択して楽しくゲームをプレイします。 ポンポンと新しいスキルを獲得し次々と強敵と戦うのがテンポが良くて読みやすいです。 それに自由度の高いゲームのようで、主人公のユニークな考えや行動で進化先が増えたり弱点属性を克服したり新たなクエストに繋がったりと、主人公たちが遊んでいるゲームがとても面白いように感じますw

強敵と戦うときも苦戦しながらなんとか勝ったり、レベルの適正ではなさそうなら逃げ帰ったりと主人公の行動に目が離せませんw

PKする際に悪役ロールをするので、他のプレイヤーからはNPCと間違えられたりと本当に面白い主人公です。

物語の最初の主人公1人だけの時も面白かったですが、ゴブリンや触手系の魔物たちが仲間になりクランが大きくなっても面白いので早く続きが読みたいです。

銃と魔法とポストアポカリプス

作者:ポチ吉

あらすじ

 人と、その天敵の領域との境界線、開拓都市ヴァッヘン。

 ころころと人が死ぬ街に、今日も奴隷商が商品を運び込む。

 奴隷狩りにあったケイジもそんな風に運び込まれた奴隷だった。

 亜人を、変異生物を、暴走機械を相手に命を掛け金に戦い続ける開拓者と呼ばれるソレになる為に――。

 世界は救わない。

 伝説にもならない。

 そんな彼等の冒険譚。

裏社会やマフィアがテーマなファンタジー作品であり、世界観や頭のネジがぶっ飛んだ主人公たちが最高に魅力的な作品です。

種族の差別や宗教、戦い方、魔法の種類などユニークな設定がとても面白いです。 特にこの作品に出てくる魔法は、ド派手な魔法ではなく身体能力をあげる魔法やや相手を欺く為の魔法などであり、とても実用的な魔法ばかりなのところも良いところです。 だからこそ、戦闘シーンでも魔法で大逆転などではなく、仲間との連携からの勝利や泥臭い戦いが多く読み応え抜群なんです。

登場人物たちの殆どが個性的で会話劇も面白いです。 個性的なキャラだからこそ、事件に巻き込まれるし事件に突っ込んでいくことに納得がいく。 まあこれ以上事件に巻き込まれないように主人公のケイジが裏取引をする事もあるが、最終的に巻き込まれたりと先の読めない展開が抜群に面白いです。

ただちょっとグロいシーンとかもあるので注意が必要かな。 ファンタジー作品でも裏社会やマフィアがテーマになっているような作品だから、人をボコボコにしたり拷問シーンがちょっとあったりと過激ですよw

まあその拷問シーンは主人公がされるのもあれば、主人公が見学しているものもあるのでどんなストーリー展開でそうなったのか確認してみて下さい。

主人公のケイジとリザードマンのガララの相棒感は素晴らしいです。 信頼し合っているし戦闘中の連携が格好いいです。 2人とも好きなキャラです。

そこから個性的なキャラが仲間になっていき物語も面白くなっていきます。 主人公たちのパーティが活躍していくこともすっごく面白いんだけど、ブラックな世界観だからいつまでもハラハラドキドキで読める素晴らしい作品です。

元・世界1位のサブキャラ育成日記〜廃プレイヤー、異世界を攻略中〜

作者:沢村治太郎(合成酵素

あらすじ

(原題:世界一位の異世界サブキャラ育成日記)

 中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに人生賭けちゃった彼は、世界ランキング1位に君臨していた。

 そんなある日、彼のキャラクターが突如としてクラックされる。復旧は不可能。残念無念、これまでの全てが無駄になり、そして――

 ……目が覚めると、そこはネットゲームの中。否、ネットゲームそっくりな現実世界の中。そこで彼は、過去に作成したきり放置していたサブキャラクター「セカンド」の姿に転生していた。

 元・世界一位の廃プレイヤーが、ネトゲそっくりの異世界に生まれ変わる。それは途轍もない伝説の幕開け。

 ぽんこつ女騎士、ちっちゃなネコ獣人、冷淡なダークエルフなど、大勢の個性的な仲間たちと共に、彼の「世界一位」を取り戻す育成が今始まる。

異世界でも世界一位を目指す主人公のブレなさが格好いいです。

主人公が世界一位まで育てたデータが消失してしまい、自暴自棄になり自殺して異世界に飛ばされるというなろう小説にありそうな設定です。 しかし主人公の目標が「好きに生きる」や「元の世界へ戻ろう」ではなく、「世界一位になる!」です。 この目標こそが、この作品のテーマであり面白いところです。

異世界転生でよくある知識を活かして俺tueeeをする作品なんですが、主人公が狂ってるぐらいストイックなんです。 だからこの作品は面白いです。

ゲームをやったことがある人なら、効率的にレベルを上げることへの中毒を知っていると思いますが、この作品を読めば読むほど中毒になることでしょう。 それは主人公セカンドの狂気と格好良さにどハマりしてしまうからです。

主人公セカンドの本当の強さはステータスや知識だけではなく、理詰めです。 相手を誘導しハメ殺す技はまさに世界一位の技術です。 ガチで格好いいです。 sevenシステムは半端ねーっす!

この作品はハーレムになるんですが、ダラダラと恋愛方面が進展しないような駄作とは違いますw

まあ主人公は鈍感なんですけどね。

ヒロインに誘われればちゃんと乗っかる主人公で好感が持てます。 ヒロインたちはみんな可愛いし成長していくところにすごく魅力を感じます。

作品名自体はよくある平凡ななろう小説だと思いますが、蓋を開ければ最高に格好いい主人公(ネトゲ廃人)による狂気の物語です。

早く世界一位になるまで読ませてほしい!!

ゲーム実況による攻略と逆襲の異世界神戦記(アウタラグナ)

作者:かすがまる

あらすじ

ドラゴンデーモンRPG……鬼のような難易度と理不尽極まるシステムでもって「マゾゲー」と愛されるタイトルである。

ゲーム実況者・いもでんぷんは、そのDX版を購入、実況動画を撮り始めるが―――それが異世界における熾烈な最終戦争への介入であることを、気づいて

最近読んだ中で1番ハマった作品です!

超鬼畜な世界の神様視点で1人の女の子の成長を見守っていく展開なのかな〜って思っていたら、女の子の周りを巻き込んで激アツな展開がドンドン繰り広げられていきます!

一話一話のタイトルがすっごく良くて読み終わった後にもう一度タイトルを読んで余韻に浸れるぐらいジーンとする作品です。

読まないと損しちゃうぐらいオススメな作品です。

願わくばこの手に幸福を『学園IF』

作者:ショーン田中

あらすじ

本作は『願わくばこの手に幸福を』の学園パロディ企画作品となります。

TOブックス様と相談させて頂きつつ、面白おかしい余興として彼彼女らに学園での一幕を演じて貰いました。

素行不良なルーギスに、単純に優秀さだけとは言い切れない厄介な友人達。きっと何時もとは違う一面を見せてくれることでしょう。

余興企画という事もあり、本編には驚くほど関係がない事にご留意ください!

僕の好きな『願わくばこの手に祝福を』パロディ作品です。

パロディの完成度じゃないぐらい面白いので、作品を知らなくても楽しめる作品です!

『願わくばこの手に祝福を』を知っていれば2倍楽しめるで是非読んでみてください。

ハルジオン~口だけ野郎一代記~

作者:曖昧

あらすじ

春風紫苑は己を愛している。否、己しか愛していない。

己を良く見せることにだけ全霊を注ぎ、全力で口車を回している。

その結果として僕っ娘メンヘラやメンヘラロリに目をつけられるのだが、口車は止らない。

これは自業自得の物語である――――そこには一切同情すべき点は無い。

膨れ上がる虚像、加速するメンヘラ。さあ、道化芝居を始めよう!

主人公の屑っぷりが最高です。相棒の蛇との絡みが最高に面白いのがこの作品の魅力だと思いますw

勘違い系作品で、周りとのギャップが生まれてゲス笑いしちゃいますよ?

やり直してもサッカー小僧

作者:黒須 可雲太

あらすじ 試合中の怪我によりサッカー選手としての道を絶たれた男がいた。

後に彼が黒猫を助けようとして事故にあった時にその運命が一変する。

目を覚ますと己が初めてサッカーに触れた小学三年生に戻っていることを確認したのだ。

「もう一度サッカーができるってことか……」歴史やタイムパラドクスなど一切気にしないサッカー馬鹿が、今度こそはと真剣にサッカーに打ち込む物語

過去にスポーツをやっている人なら誰でも憧れるシチュエーションで、自分ならこうするよな〜とか考えて読むと、めちゃくちゃハマりますw

この作品の主人公くんの羨ましさがたまらない!

どんどん成長していく過程がすっごく楽しいです。

ありそうで今までなかった設定で凄く面白いです。

グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~

作者:藍藤 唯

あらすじ

「見覚えのあるダンジョンだ」

やりこんだRPGで幾度となく目にしたダンジョンの中ボス部屋。

勇者を待ち構え、倒されるためだけに存在する妖鬼に、かつての記憶が甦る。

己の前世は、何の変哲もない大学生であったのだと――

このまま中ボスとして狩られるのはゴメンだ。

そう決心した彼は、ボスを撃破してダンジョンからの脱出を敢行。その過程で得たのは、''珠片''と呼ばれる謎のドーピングアイテムだった。この世界に散らばってしまった15の珠片を集めるように女神から命じられた妖鬼は、せっかくならとついでにこの大好きなRPGの世界を旅して回ることにする。

これは何れ大江山の鬼神へと到る、一人の妖鬼の浪漫譚。

【本編完結済】

よくあるゲームの世界に転生物だけど、転生先のキャラは中ボスっていう少し変わり種。

でもすっごくアツくて浪漫溢れるストーリー展開に手に汗握ります。

主人公も最強ではなく勝ち負けが分からないパワーバランスはハラハラドキドキで、すっごく面白いです。

会話のテンポや言葉選びのセンスが良くて読者を飽きさせない作品になっています。

セブンス

作者:三嶋 与夢

あらすじ

ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。

だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。

そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。

記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!

……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。

ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?

七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!

この作品はこれでもかっていうぐらいの要素がたくさん詰め込まれており、完成度の高さが激ヤバですw もう読んだら読むのを止められませんよ!

主人公が心身ともに成長していくごとにこの作品もどんどん面白くなっていきます。

ノリが合わないなーで読むのを止めると後悔しますよ!

魔王の娘と勇者の子孫

作者:善信

あらすじ

父である魔王を復活させようとする魔族の姫。

魔王復活の生け贄に拐われた家族を救うため旅立つ勇者の子孫たる少年。

様々な挫折を味わい、思い通りに行かない現実にうちひしがれた二人が出会う時……勘違いとすれ違いを含んだまま冒険の旅が始まる。

それぞれの目的を遂げる為に、戦え姫と少年!

(二人の目的は真逆です)

敵同士なのに勘違いを起こして一緒に旅をしていくお話最高に面白いです。

この作品は主人公とヒロイン2人とも勘違いしてるところが面白いよ!

ギャグパートばかりじゃなくてバトルシーンは格好いいし最高の作品です!

主人公の男の子は純粋なのに最強レベルに強いからしなかったら惚れちゃうよねw

知威斗の拳ー転生者の弟子ー

作者:Q7/喜友名トト

あらすじ

『あらゆるチートな能力を持って異世界に転生した男』を師匠に持つ現地人の少年がいた。

長く厳しい修業の末に自身もまた圧倒的な能力を身に着けた少年は、チートを持ちながらも残念な人生を送った師匠の教えを胸に、広い世界へと旅立つ。

……そして、その強さで、無茶苦茶やらかすのであった。

コメディな作風なのに激アツな戦闘シーンが絶妙でもっと読みたいと思える作品です!

27話と話数が少ないので、何度も読み返しちゃうこと間違いなしです!

師匠が最強なら弟子も最強なんだけど、すごく熱い展開が待ってるんですよね!

知威斗神拳奥義を出すところはいつ読んでもアツいです!

師匠の黒歴史が教訓になるって面白い

勇者様のお師匠様

作者:ピチ&メル/三丘 洋

あらすじ

 両親を失いながらも騎士に憧れ、自らを鍛錬する貧しい少年ウィン・バード。

しかし、騎士になるには絶望的なまでに魔力が少ない彼は、騎士試験を突破できず『万年騎士候補生』という不名誉なレッテルを貼られ、追い抜いていく後輩たちにまで馬鹿にされる日々をすごしていた。

そんなある日、勇者が魔王を倒し世界を救った。

見目麗しき美少女であった勇者の動向に世界中の注目が集まる。そして勇者は世界に向けて発信した。「

私は師匠であるウィン・バードの元へ戻ります」と。

王道のサクセスストーリーで安心して読めます。

落ちこぼれだけどある条件なら最強の主人公とそんな主人公を師匠としている最強のヒロインとの設定が凄く良くて物語を面白くしてます。

まずは第1章まで読んでみてほしいです!

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堕落の王

作者:槻影

あらすじ

気がついたら異世界に転生していた。

寝ていたらいつの間にか望んでもないのに魔王になった。

働かなくていいなんてこの世界、最高じゃないか。きっと日頃の行いがよかったからに違いない。

怠惰の味は蜜の味。栄光、勤勉、貞淑、名誉など興味もない。

堕落の王とは何を隠そう――この俺の事だ。

七つの大罪の設定を上手く使っている作品で、厨二力爆発しますw

七つの大罪の能力がどんなものかワクワクしながら楽しめるので、すっごくハマります!

怠惰を司る主人公は大罪にふさわしく、殆ど何もしないのが面白いです。

アナザー・アイ -俺は魔王の娘にチートを移植する-

作者:スプライト

あらすじ

 事故で死んだかと思いきや赤ん坊!? 

チート能力も携えて……って、これは期待して止まなかった異世界転生俺TUEEEE!!! 

だが勇者として戦い、魔王を倒した俺に聖女が与えたのは”死”だった。

なんとか生き延び自身のこれまでの行いが誤りだったと知った俺は、瀕死になった魔王の娘を発見する。

彼女を助ける方法はたった一つ……チート能力の移植のみ。

そして俺は、自身が父を殺した勇者である事を隠し彼女を育て始める。

――これは、勇者をやめた青年と、魔王となるべくする少女の、物語。

最終話を読んだ後の余韻がすごく良いです。

あーって思わせての〇〇エンドがグッとくるものがあります。

最後には展開的にワクワクする主人公の俺tueeeが見れて最高でした!

欲を言えばもっとラブコメな部分を見ていたかったw

ゴブリンの王国

作者:春野隠者

あらすじ

醜悪なる姿はゴブリンと呼ばれ、人に狩られるだけの存在だった種族がいた。しかし、ただ一人の王の存在によって彼らは生まれ変わる。

魔物を率いて神々への反旗を翻した王の物語。そして彼を支えた魔物と人間達の物語。

ゴブリンに転生した主人公が必死に生き抜き強くなっていく成長物語と進化してスキルを増やしていくなろう小説らしさがすっごくマッチしています。

レベル制を採用しているのに煩わしくなくこの作品に関しては格好いいとすら思えますw

やっぱり魔物転生はこうでなくちゃと思うほど、ハマる作品です。

神殺しの英雄と七つの誓約(旧題:彼は英雄ではないと言い張るようです)

作者:ウメ種

あらすじ

――みんな、俺の事を誤解してるんだ。

三年前、世界を壊そうとする魔神を討伐させるために、異世界から十三人の英雄が召喚された。

年齢も性別も様々な十三人。

与えられたのは異世界の住人にはないチートスキル。

ある者は最高の魔力を、ある者は人外の膂力を、ある者は―――。

そして、その十三人は魔神を見事討伐し、世界の英雄となりました。

この世界で生きていく事を決めた十三人。

その英雄の中で、魔神討伐後行方を眩ませた男が一人。

誰もが言う。

彼こそが英雄の中心なのだと。

彼こそが魔神を討った最強なのだと。

彼こそが女神の寵愛を受ける唯一人なのだと。

弱さも見せるし優しい主人公が、人間臭さがあって好きです。

俺tueeeの要素があるのに、7つの誓約で縛られていて力が出せない設定が、格好いいです。

ある条件だけは、最強になれるって面白いに決まってるやんw

転生したらスライムだった件

作者:伏瀬

あらすじ

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!

え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。

出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな?

そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。

アニメ化もした最強のスライム!

スライムってこんな強くて格好いいんだと思える作品です。

僕は主人公よりも仲間たちの強化イベントが大好きですw

なろう小説のゲームのようなスキル、転生、人外など要素満載でなろう小説入門に最適な作品でこれにハマれば、あなたもなろう小説愛好家です!

アビス・コーリング〜元廃課金ゲーマーが最低最悪のソシャゲ異世界に召喚されたら〜

作者:槻影

あらすじ

――君はその闇に立ち向かえるか!?

気がつくと僕は、ランダムで召喚される『眷族』を使って冒険するソーシャル・ゲーム『アビス・コーリング』に酷似した世界にいた。

まことしやかにささやかれる運営による確率操作、搭載された類稀な物欲センサーに課金必須のゲームバランス! 

開き直って自ら奈落(アビス)を名乗る豪胆さ! 

最強の集金システムと呼ばれ、数百万のユーザー達をどん底に叩き落とした末、法整備によりサービス終了した最低最悪のゲームに似た世界で、僕はかつてプレイヤーだった頃にやり残した事を成し遂げるため、再び召喚士(コーラー)として立ち上がった。

これは――闇に挑む勇敢なる召喚士達の物語。

可愛くて無知なヒロインとゲーム脳の主人公の二人がはちゃめちゃで面白いです。←特に主人公w

僕はソシャゲ世界っていう単語で最初は敬遠してたけど、作者のセンスが抜群でクソ笑いながら読みましたw

中毒性の強いこの作品は一度読んだら読ま終わるまで読むのを止められないので、読む時は注意が必要です!!

悪役令嬢に恋をして

作者:月野文人

あらすじ

 気がつくとそこは異世界だった。神様に出会う事もチート能力を与えられる事もなく、いきなり異世界に転生した少年。

 考える間もなく巻き込まれたヘビーな展開を乗り越え、成り行きで大貴族家のお坊ちゃまの従者になったのだが、この世界には更に驚くべき秘密があった。

 大切な人たちを守る為に世界に抗う事を少年は決意する。それがどんなに無謀な事と分かっていても。

主人公の有能さと健気さが最高です。

主人公がどれだけ頑張っても世界の強制力が働いて幸せがどうしても遠ざかってしまう...

ヘビーな世界過ぎて、なんでなんや...って思っちゃうけど愛する人のために奔走する主人公が凄く良い!

最高に格好いいよ!

勇者イサギの魔王譚

作者:みかみ てれん

あらすじ

「これからも、俺についてきてくれないか」

 ――共に歩んだ愛する少女へと告白した瞬間、少年は未来へと飛ばされた。彼を喚んだのは魔族の姫。彼が討ち取った魔王の末裔だった。

「お、お願いします、魔王さま方……

 わたしたち魔族を、冒険者の魔の手からお救いくださいませ……!」

 滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、そして愛する少女と再会するために彼は再び立ち上がる――勇者イサギとしてではなく、魔王候補イサギとして。

主人公イサギの立ち振る舞い・思考・戦い方がどれも格好いいです。

流石、前世で勇者だった男の子だ!魅力的過ぎる主人公です。

世界の設定から主人公の設定までが、徐々に明かされていくので、どハマりしちゃいますよw

もう1人の魔王候補もいいキャラしていて、格好いいんですよね!

イサギの戦うシーンはどれもお気に入りです。それに魔法名や技名がオシャレで格好良くて凄く好きです。

この世界がゲームだと俺だけが知っている

作者:ウスバー

あらすじ

バグ満載のため、ある意味人気のVRゲーム『New Communicate Online』(通称『猫耳猫オフライン』)。

その熱狂的なファンである相良操麻は、不思議な道具の力でゲーム世界に飛ばされてしまう。

突然の事態に驚く操麻だが、そこは勝手知ったるゲームの世界。

あらゆるバグを使いこなし、ゲームの仕様を逆手に取る彼は、いつしか『奇剣使いソーマ』と呼ばれていた。

ゲーム世界がリアルになったら僕もバグ技使って最強になりたいです。

バグ技駆使してレベルアップしたり戦ったりする主人公が面白いです。現地の人間(NPC)すら強くするからこの主人公なんでもありですよw

そのバグ技がギャグテイストなので、ギャクマンガを読んでいるような感覚に陥るほど笑けますw

ロスト=ストーリーは斯く綴れり

作者:馬面

あらすじ

 魔術国家デ・ラ・ペーニャには、魔術の研究機関である『魔術大学』が無数に存在する。

学内では各分野における教授の指揮の下、新たな魔術や道具を開発すべく、大勢の魔術士が試行錯誤を繰り返していた。

17歳の少年、アウロス=エルガーデンは最低水準の魔力しか持たない魔術士。

彼は魔術そのものではなく、魔術が出力されるまでのプロセスを簡易化・高速化する為の論文を作成しようとしていた。

過去に多くの魔術士が諦め、現在では“一攫千金論文”と揶揄される研究に臨むアウロス。

才能も愛想もないその少年の揺るぎなき信念は、それぞれに質の異なる闇を抱えた同僚達を巻き込み、やがて大学、そして国家にさえも多大な影響を及ぼす――――

SFアクション系ではなくSFヒューマンドラマなストーリー展開がすごくお気に入りです。

登場人物たちの生き方・考え方があり、それに基づいた動きをします。

その為、これから登場人物たちはどんな関係になっていくのかとか想像しながら読むのが楽しくてやめられません。

読んでてとても楽しいんです。

時間を忘れて読めるぐらい面白いです。

最新記事

2020年上半期にまとめた面白いなろう小説たちです。

【なろう小説】2020年 読んで欲しい!オススメ・面白いネット小説【更新あり・書籍化作品】

【なろう小説】2020年 読んで欲しい!オススメ・面白いネット小説【更新あり・書籍化作品】part2

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