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【感想】書籍版『亡びの国の征服者 3 ~魔王は世界を征服するようです~』ネタバレあり

 2021年2月25日に発売された『亡びの国の征服者 3 ~魔王は世界を征服するようです~』の感想。

あらすじ

家族の愛を知らぬまま命を落とし、異なる世界で新たな生を受けた少年ユーリ。彼は騎士家の名家であるホウ家の跡取りとして入った騎士院で、王女のキャロルや魔女家の生まれであるミャロらとの交流を深めていた。

学業や訓練の傍ら、ホウ社での製紙業を成功させ、さらなる事業拡大を目論むユーリ。全てが順風満帆かに見えたが、ユーリの目はやがて来たる祖国の亡びへと向いていた。そして自分や大切な人々が生き残るための一手――“新大陸の発見”を目指し、ユーリは遠大な計画を推し進める。

そんな中、隣国であるキルヒナ王国に“もう一つの人類”であるクラ人の侵攻が迫っていた。そしてユーリは女王から、隣国の戦争とキャロルに関わる一つの“厄介ごと”を頼まれることに……?

のちに「魔王」と呼ばれる男は、緩やかに、しかし確実にその運命を辿りつつあった――。

小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、戦火が忍び寄る第3幕!

全体的な感想

 1巻2巻と比べて大幅な加筆があったようには思えなかったが、内容自体はとても面白い場面なので、俺的には満足してる。3巻の内容は初めての全学斗棋戦から観戦隊が作られるパートまでとなっていて、1巻2巻と比べると不穏な空気が流れ始めてくるところなんだが、戦記モノというよりは内政パートが続いてる。

 なろう小説の時は気にしていなかったけれど、書籍版として読むとストーリーの進みが遅いかなって思っちゃうよな。この作品は丁寧に描かれてるし面白いから気になってなかったけど、改めて書籍版で読み直すと、3巻で観戦武官の話まで読みたかったかな。1巻から3巻までで大きな出来事が起きてないから、初見の人たちにはストーリー展開が遅く感じてしまうんじゃないかと心配。

 それ以外では文句の付けようがないほど、面白かった。何度読んでもこの作品は面白くて好きだわ。

なろう小説版(Web版)との違い

 今回の加筆は1巻2巻に比べると物足りない。なろう小説版(Web版)の内容を忘れてるせいかもしれないけど、ぱっと見どこが加筆だったのかわからないぐらいだった。それよりもなろう小説版(Web版)のエピソードが1つ削れてる方が印象強かった。

 削れてるエピソードは、『第052話 ルジェの落胆』。今度のストーリーに必要ないと言えば必要ないけれど、ないと物足りないわ。魔女のお嬢さんには悪いけれど、全学斗棋戦の〆みたいなエピソードだと思っていたから、違和感が凄い。

 まあこのエピソードがあると、今後のエピソードを考えるとルジェの婆さんが急死したことになるし削除されても仕方ないのかなって思うことにする。ルジェが生きてたらジューラに代替わりしないっしょ。きっと…

3巻のイラスト

 今回のイラストまじ神ですわ。リリーさんめっちゃ可愛いし、エロ過ぎっすわ。ユーリくんもあんな格好で迫られてよく踏みとどまるな〜って思っちゃったわ。笑

 その点、ミャロの髪型変わらんかな〜。めっちゃくちゃ好きなキャラだけど、ミャロの髪型とか好きじゃないんや。せっかくお風呂シーンあるのに魅力半減だぞ。

 あと残念な点は、カラーイラストのページで主人公とヒロインの名前が間違っているところ。キャロルの表情とかめっちゃ天使なのに名前がユーリになってるのは如何なものか。せっかく上手なイラストが台無しやん。

まとめ

 作者のあとがきを読むと、緊急事態宣言と重なって1巻の売り上げが落ち込んだそうですが、3巻が読めて一ファンとしては嬉しい限りです。ぜひ、4巻から続きも発売して欲しい。