週刊ヤングジャンプにて連載中の推しの子 第38話『箱推し』の感想。
前回のおはなし
あらすじ
「店長 このまま次のステージ見てっていいですか?」
店長は誰が出るんだと聞くと、MEMちょが所属する『B小町』ってアイドルが出るんすよと店長の連れが答える。
「B小町か〜それ昔あったアイドルの襲名だよ」
当時はアイっていう伝説的なアイドルがいたっと店長は懐かしむ。懐かしい名前を聞いたことで『B小町』を一応見てみるかという気分になる。
ついに始まった『B小町』のステージ。センターの有馬かなは冷静に客席を観察できた。集客も悪くない。思ったよりも赤のペンライトが目立つ気がすると有馬かなは思った。
ライブ練習中_
「一応サイリウムカラーは私が赤!アイと同じ色」
「じゃあ私は黄色かな」
先輩は?とルビーが有馬かなに尋ねる。なんでも良いなら白がいいかなと有馬かなは適当に答える。
白は特別枠感が出てズルいって思う子出てモメがちな色だった。だけれどドルオタではない有馬かならしい色だからと有馬かなのサイリウムカラーは白で決定した。
ライブも盛り上がってきた中、有馬かなはステージ近くの客は黄色ばかりだなっと思う。集客の柱がMEMちょだから仕方ないか…みんなMEMちょがセンターだったら喜ぶだろうなってライブ中なのに有馬かなの気分は落ち込んでしまう。有馬かなも顔には出していないつもりでも客にはノッていないことが伝わってしまう。
「全然別物、こんなん『B小町』じゃねーよ」
ライブを見ていた『B小町』も過去の『B小町』と比べてしまう。やはりアイのいない『B小町』はダメだと感じる。
ルビーだけは冷静に有馬かなの不調に気づく。ルビーは有馬かなに顔を見せるように覗き込み、アイドルスマイルを有馬かなに向ける。それからルビーは客にもアイドルの輝かしい笑顔を振り撒く。
(ああこの子は眩しいな。アイドルになるために生まれてきた子。今この瞬間も誰かの心を奪ってどんどんファンを増やしていく。)
じゃあ私は…?と有馬かなは自虐する。みんなに見てもらえて求められて…誰か私を見て‼︎それだけを十数年叫び続けてきた。誰か私はここにいて良いって言って…
有馬かなが暗い暗い過去の思い出に溺れそうになる時、客席から白のサイリウムが天高く光り輝く。その光はアクアが真剣にヲタ芸を繰り広げていた。
バッカみたい。スました顔して何してるの!あいつ!と有馬かなは頬が緩む。ご丁寧に三人分のサイリウムを振って箱推し気取りか?浮気者めっと思う有馬かなの目には力が戻ってくる。
(本当にムカつく男。目に物見せてやる。私がアイドルやっている時に必ずサイリウムを真っ白に染め上げてやる。)
そして有馬かなは決意する。私のことを大好きにさせてやる。アンタの推しの子になってやる!!
感想
おおおお!!!!!
めっちゃくちゃアツい展開だ。ヤンジャンは先週からタイトル回収が流行っているのか。今回の有馬かなのタイトル回収格好良すぎて鼻血出ますわ。笑
有馬かなが『B小町』でアイドルやるためのモチベが高まって覚醒するってなんとなく想像していた展開だけど、期待以上の熱量が詰まったエピソードだった。マジで何回も読み返したくなるぐらいの面白かった。
「アンタの推しの子になってやる」のシーンはすごく有馬かなの気持ちが伝わって気持ちよかった。それの前シーンで子役時代からの暗黒期があるからこそ、有馬かなが居場所を見つけるって流れが素晴らしい物だった。
それにしても、この作品のW主人公はアクアと有馬かなだったんだね!!天才アイドル ルビーに平凡な女の子である有馬かなが努力でアイドルグループのセンターになる的なストーリーだったんだ!
それにしてもライブ中のルビーの底の知れなさはラスボスみたいな雰囲気ありましたよ。ルビー強キャラすぎる。笑
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