未来の君に、さよなら
作者:朝倉夜空
URL:https://ncode.syosetu.com/n6715cb/
あらすじ
地方都市の公立高校に通う神沢悠介は冷たくとも美しい母親の失踪、それによって血迷った父親が罪を犯すという暗い過去を抱えながらも、大学に進む未来だけをひたすら夢見て一人で生きてきた。
悠介はある月夜の晩に老占い師に呼び止められ、「あなたが幸せな未来を望むならば、強い運命の絆で結ばれた"未来の君"と共に生きていかねばならない」と謎めいた言葉をかけられる。最初は半信半疑な悠介だったが、その“未来の君”とは、高校入学直後に一目惚れした才色兼備のクラスメイト・高瀬優里ではないかと次第に考えるようになり、彼女への思いを募らせていく。
一方、悠介と運命の絆で結ばれていると確信している学園のアイドル・柏木晴香、悠介を幸せにできるのは自分だけだと確信している中学時代の命の恩人・月島涼の接近により、悠介の「未来の君探し」は混迷の様相を呈するようになる。
三人の少女にはそれぞれ、卒業後の未来を変えるために闘う理由があり、悠介を必要とする理由があった。彼女たちと様々な困難に立ち向かっていくなかで、悠介は母親の失踪に隠された驚くべき真実や“未来の君”という言葉の本当の意味を知ることとなる。
果たして彼らは高校三年間でやがて来る未来を塗り変えられるだろうか? そして悠介の“未来の君”とはいったい誰なのだろうか? 悠介が選ぶのは、どの未来か。
コメント
この作品を読んでるとすっごく胸キュンする。恋愛系のコミックとか映画とかあまり読まないんだけど、この作品はハマった。一言で言うと、少女コミックのようなキュンキュンするおもしろさがあると思う。
物語を読み進めていくと、大きな問題や困難にぶち当たる主人公だけど、主人公の行動に胸を打たれるし主人公のことを応援したくなる。ストーリー内容もどんな未来に向かっていくのか気になって仕方がないし、どんな風でも良いけどハッピーエンドになれば良いなって思って読んでる。